インターネットの歴史

歴史

1960年にインターネットの前身ARPANETに直接影響を及ぼした概念であるJ・C・R・リックライダータイムシェアリングシステムが発表される。
1969年11月21日にUCLAスタンフォード研究所(SRI)が接続され、同年12月5日までにUCサンタバーバラユタ大学が接続され4つのノードとなった。
1983年にARPANETがそれまで利用していたプロトコルNCPからTCP/IPに切り替える。
1984年9月に村井純慶應義塾大学東京工業大学を接続。同年10月に東京大学が接続され日本におけるインターネットの起源となる。
1985年に全国科学財団による学術研究用のネットワーク基盤NSFNetが作られ、インターネットのバックボーンの役割がARPANETからNSFNetへ移行する。
1988年にアメリカで商用インターネットが始まる。1989年に商用ネットワークとNSFNetとの接続が開始される。
1990年にスイス素粒子物理学研究所・CERNの研究員であったティム・バーナーズ=リーは当時上司だったロバート・カイリューらの協力によりWorld Wide Webシステムのための最初のサーバブラウザを完成させる。
1994年7月にアメリカ・タイム誌で、「インターネットは核攻撃下でのコミュニケーションの生き残りを想定して開発された」という記事が掲載される。ARPANET立ち上げ時のIPTO責任者であったロバート・テイラーは、この記事に対して事実とは異なる旨、正式な抗議をタイム誌に対して行った。以降、ARPANETは核戦争時のための軍事ネットであるという俗説が流布するようになる。
1995年にはNSFNetは民間へ移管され、Windows95の登場で一般個人でのインターネットの利用に加速がついた。なお、Windows95の初期バージョンではインターネット関連の機能は「Microsoft Plus!」による拡張機能とされていたが、OSR2以降は標準搭載されている。
世界的には常時接続環境が提供されているのは都市部が中心で、地方や離島では情報格差が問題になっている。また、発展途上国では多くの国民にとって端末であるパソコンが高価であり通信料金も高いため、インターネットカフェがインターネットの普及を支えている。
人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿